看護や介護の現場で向き合うのは、痛み、つらさ、不安、恐れ、怒り——人の強い感情です。こうした感情に日々接する私たちには、向き合うための準備が欠かせません。
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相手の感情が、自分の傷に沁みるとき
相手の強い感情が自分の過去の傷に触れると、対応がぎくしゃくしたり、息苦しさを感じたりします。相手の依存を無意識に「うれしい」と感じてしまったり、感情移入しすぎて一緒に落ち込んでしまったり。患者さんやスタッフを優先するあまり、自分が休む時間を失っていることも少なくありません。
健全な関係は、自分を整えることから
強い感情に接する人ほど、自分自身の心を整えておくことが大切です。過去の傷を手当てしておくことで、相手にも自分にも健全な距離が生まれ、依存ではなく、互いを尊重し合える関係を築けます。自分のメンタルを整えることは、質の高いケアの土台です。


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