
医療・介護・福祉の現場では、専門知識や技術だけでは解決しにくい課題が増えています。スタッフ同士の連携、利用者・患者・家族への対応、管理職の声かけ、ハラスメント防止・虐待防止、離職やバーンアウトの予防。そこに共通しているのが、感情を扱う力と、チームで支え合うためのノンテクニカルスキルです。
当協会の研修では、感情労働を「我慢」ではなく「専門性」として扱い、現場で使える対話力・ストレスケア・心理的安全性づくりを学びます。ハラスメントや虐待につながる関係性のすれ違いを、個人の資質だけで片づけず、対話と仕組みで予防することを重視しています。
研修で扱う主なテーマ
感情労働マネジメント
感情をすり減らすものとして放置せず、対人援助職の専門性として整える考え方を学びます。
ノンテクニカルスキル
対話力、対人関係力、決断力、問題解決力、多職種連携など、現場の質を左右する人間系スキルを扱います。
レジリエンス
ストレスを跳ね返すだけでなく、課題をしなやかに乗り越え、回復していく力を育てます。
心理的安全性
本音を言いにくい空気を変え、報告・相談・共有が自然に起きるチームづくりを支援します。
プログラム例
- 感情労働の基礎とセルフケア
- 感情コントロールと境界線(バウンダリー)
- アサーション(自己主張と対話)
- 感情知性(EQ)とフィードバック技術
- 問題解決コミュニケーション
- 多職種連携のための対話設計
- ハラスメント防止・虐待防止のための感情労働マネジメント
- グリーフケアと感情の解放
- キャリアデザインと内省力
- にじつなカードを用いたチーム対話ワーク
対象
看護・介護・福祉・医療・教育など、人と深く関わる現場の職員、管理職、人材育成担当者。医療法人、介護施設、訪問看護・訪問介護事業所、行政・団体向けの研修にも対応します。
実施形式
- 集合研修、出張研修、オンライン研修に対応
- 半日、1日、連続講座など目的に応じて設計
- 新人・中堅・管理職・多職種合同など階層別に調整
前身スクールでの実績
前身のナーシング・マネジメントスクールでは、訪問看護ステーション、介護施設、訪問介護協会、看護専門学校などで、チームビルディングや人材育成に関する研修・講義を実施してきました。協会では、その実践知をもとに、感情労働マネジメントとして体系化したプログラムを提供します。
